野地秩嘉 豊田章男 亀井崇雄 井上純一 茂木健一郎 佐々木敏 上月正博 山田悟 矢部大介 守口徹 内藤裕二 プレジデント2026年5月15日号

経済

老ける食事、若返る食事(プレジデント2026年5/15号)[雑誌]

「何を食べれば老けにくい?」という疑問に、健康神話の検証から、たんぱく質・糖質・油・腸・食べる時間まで幅広く迫る一冊です。

掲載人物

野地秩嘉 豊田章男 亀井崇雄 井上純一 茂木健一郎 佐々木敏 上月正博 山田悟 矢部大介 守口徹 内藤裕二 田原優 ジェーン・スー 横山顕 池谷敏郎 菅原道仁 日比野佐和子 浅野まみこ 香川靖雄 吉森保 井上智洋 大前研一 プレジデント編集部

結論

  • 「健康にいい」と信じている食習慣を、科学的な視点から見直せる特集が中心。 野菜を食べる順番、オリーブオイル、玄米、糖質制限など、身近なテーマを取り上げています。
  • たんぱく質・糖質・油・腸・時間栄養学・断食まで、食事を多角的に考えられる。
  • 医師35人や現役医師3人、管理栄養士、研究者など、専門家の具体的な意見をまとめて読める。
  • コンビニ・スーパーでの買い物や朝食、1日の食事例など、日常生活に取り入れやすい内容も充実。
  • 食生活を見直したい人、健康情報が多すぎて何を信じればよいか迷っている人に向いた一冊。

FAQ

「プレジデント2026年5月15日号」はいつ発売された?

2026年4月24日発売です。出版社はプレジデント社。A4変型判・112ページで、価格は税込920円と案内されています。号数としては「2026年5月15日号」です。

食事についてどんなテーマが掲載されている?

特集「老ける食事、若返る食事」を中心に、健康神話、たんぱく質、糖質、油、腸活、食べる時間、医師の食卓、買い物、断食などを扱っています。単なる食品紹介ではなく、「どう食べるか」「いつ食べるか」まで掘り下げているのが特徴です。

食事特集以外には何が読める?

豊田章男氏への独占取材を扱う「トヨタ物語 未完と不屈のトヨタ生産方式 特別編」のほか、人間邂逅、茂木健一郎の「成功への物語」、職場の心理学、大前研一の「日本のカラクリ」などの連載も掲載されています。

本文

今号の見どころ

今号の最大のテーマは、特集「老ける食事、若返る食事」です。PRESIDENT Onlineでも「9割が間違えている」を掲げた特集として紹介されており、日常的に実践している食習慣を改めて考え直す構成になっています。

まず登場するのが、佐々木敏氏による「信じてはいけない『5つの健康神話』」。野菜は先に食べるべきなのか、油はオリーブオイルが最善なのか、玄米には有害物質が多いのか、糖質オフで糖尿病はよくなるのか、最新研究ほど信頼できるのか――という、普段の健康情報で目にするテーマを取り上げています。

さらに、現役医師35人が「毎日摂るもの」「絶対に食べないもの」を告白。専門家が実際の食生活でどのような食品を選び、何を避けているのかを知る企画は、自分の食卓を見直すきっかけになりそうです。

たんぱく質編では、上月正博氏が「筋肉・肌・髪がよみがえる『たんぱく質の黄金比』」を解説。アミノ酸スコア100の代表的食品にも触れ、たんぱく質を単に「多く摂る」のではなく、摂り方を考える内容です。

糖質編では山田悟氏が「糖質疲労」の正体を解説。さらに矢部大介氏による「食べ順」の新常識も掲載され、血糖値との関係から食事の組み立て方を考えます。

油については守口徹氏が、オリーブオイル、えごま油、MCTオイルなどを取り上げ、「老ける油」と「若返る油」の違いを解説。毎日の調理で使う油だからこそ、食品そのものだけでなく選択の基準を知りたい人に注目の企画です。

腸編では内藤裕二氏が「腸から若返る」7つの習慣を紹介。ヨーグルトだけに注目するのではなく、食物繊維を軸に腸内環境を考える内容となっています。また、長寿で知られる京丹後の食卓を取り上げたコラムも収録されています。

特集・注目記事

時間栄養学編では、田原優氏が「食べる時間割」を解説。朝のたんぱく質や、コーヒー・緑茶をいつ飲むのがよいのかなど、食品の種類だけではなく「時間」に着目しています。食事と生活リズムをまとめて考えたい人には興味深いテーマです。

特別インタビューにはジェーン・スー氏が登場。「『老い』は止められないが『老け』は消せる」というテーマで、中高年の変化やこれからの過ごし方について語る企画です。食事だけでなく、年齢を重ねることそのものを考える記事として、特集に別の角度を加えています。

「名医の食卓編」では、循環器内科医の池谷敏郎氏、脳外科医の菅原道仁氏、皮膚科医の日比野佐和子氏が、それぞれの「リアルな1日の食事」を公開。朝・昼・夜に何を食べているのかという具体例を通して、専門家の食生活を身近に知ることができます。

買い物実践編では、管理栄養士の浅野まみこ氏が「老けない買い物リスト」ベスト25を紹介。コンビニやスーパーで食品を選ぶ場面を想定した実用的な内容です。また、香川靖雄氏による「93歳の栄養学者が30年間続ける『老けない朝食』」も掲載されています。

断食編では、吉森保氏がオートファジー研究の観点から食事法を解説。「16時間断食」だけに注目するのではなく、1日3食・腹八分目という考え方も取り上げ、話題の健康法を改めて考える内容になっています。さらに、納豆、味噌、鮭、緑茶など、細胞を若返らせることが期待される食品17選も紹介されています。

食事特集以外では、野地秩嘉氏による「トヨタ物語 未完と不屈のトヨタ生産方式 特別編」があり、豊田章男氏への独占取材を掲載。加えて、人間邂逅、茂木健一郎の「成功への物語」、井上智洋氏の「職場の心理学」、大前研一氏の「日本のカラクリ」など、仕事・経営・社会を扱う定番企画も並びます。

連載・インタビューなど

連載では「人間邂逅」に三省堂書店社長の亀井崇雄氏とBar96 MOON店長の井上純一氏が登場。「胃がピリピリする夜も」というタイトルで、人と仕事をめぐる物語が展開されます。

茂木健一郎氏の「成功への物語」では、「なぜカレーを食べると脳が若々しくなるのか」をテーマにした記事を掲載。食と脳という、今回の大特集ともつながる話題です。

また、「職場の心理学」では井上智洋氏がAIによって変化するホワイトカラーの仕事と、中高年が今すぐ考えるべきことを取り上げています。「日本のカラクリ」では大前研一氏がホルムズ封鎖をめぐるシナリオを扱っています。

食生活をテーマにした号でありながら、健康だけに特化した雑誌ではありません。食事、仕事、社会、企業、人生といった複数のテーマを一冊で読めるのが「プレジデント」ならではの構成です。

特に今回の食事特集は、「健康のために何を食べるか」だけでなく、「本当にその健康情報を信じていいのか」「いつ、どのように食べるのか」「専門家自身は何を食べているのか」という視点が豊富です。

健康情報をネットやSNSで調べる機会が増えた今だからこそ、複数のテーマを専門家の解説とともに整理したい人にとって、読み応えのある一冊といえるでしょう。

まとめ

「プレジデント2026年5月15日号」は、「老ける食事、若返る食事」を大特集。佐々木敏氏の健康神話、上月正博氏のたんぱく質、山田悟氏の糖質、守口徹氏の油、内藤裕二氏の腸活、田原優氏の時間栄養学、池谷敏郎氏・菅原道仁氏・日比野佐和子氏の食事例、浅野まみこ氏の買い物リスト、吉森保氏のオートファジーなど、食生活を多方面から見直せる記事がそろっています。

「健康のために食事を変えたいけれど、情報が多すぎて迷っている」「年齢を重ねても健康的な生活を続けたい」「食べるものだけでなく、食べ方や時間まで見直したい」という人は、特集全体を通して読むことで、自分の食習慣を考える材料を得られるでしょう。

食事以外にも、豊田章男氏の独占取材や各種連載を収録。健康と仕事・社会の両面から、現在の生活を考えるきっかけを提供してくれる2026年5月15日号です。