英語はAIが9割(プレジデント2026年3/20号)[雑誌]
「英語を勉強したいけれど時間がない」という人へ。AI、中学英語、多読、TOEIC対策まで、今どきの英語学習法を一冊で見渡せる特集です。
掲載人物
川﨑あゆみ 谷口恵子 白井恭弘 山田優 藤森史恩 古川昭夫 中林くみこ 中山裕木子 三木雄信 だいじろー Haru 森英信 櫻井篤 マーク(村木幸司) 岩田亮 原武史 福田一美 長岡裕 飯島勲 野地秩嘉 大前研一 西田亮介 安田洋祐 橋下徹 齋藤孝 松本順市 笹井恵里子 茂木健一郎 柳瀬博一 アグネス・アーノルド=フォースター ちばかおり 佐藤賢一
結論
- AIを英語学習の「先生」「練習相手」「添削役」として使う具体策がまとまっている
- ChatGPTだけに頼らず、Duolingo、多読、動画、Google文書など目的別の学習法を比較できる
- 中学英語・3語英語・カタカナ英語など、英語が苦手な人でも取り組みやすい方法を紹介
- TOEIC800点を目指す方法や、40代・50代から英語力を伸ばした実例も掲載
- 「英語を勉強しているのに話せない」「仕事で英語が必要」という社会人に特に読みやすい内容
FAQ
この号は英語初心者でも読めますか?
はい。特集は「何歳でもOK!」を掲げ、中学英語を土台にした学習法や、AIを利用して英語の苦手意識を減らす方法からスタートします。難しい英語教材を最初から暗記するのではなく、AIを使って「読む・聞く・話す・確認する」という学習サイクルを作りたい人に向いた内容です。
ChatGPTを使った英語学習では何が紹介されていますか?
山田優・藤森史恩による「英語の悩みが消える『ChatGPT仕事術大全』」では、単純に「翻訳して」と頼むのではなく、仕事の英語メールや会話練習、AIとの壁打ちなどに活用する考え方が紹介されています。さらに、実践に使えるプロンプトを考える際のポイントも扱われています。
TOEIC対策や40代・50代の英語学習も載っていますか?
掲載されています。HaruによるTOEIC800点への逆算型の学習法に加え、森英信さん、櫻井篤さんの英語学習の実例も掲載。若い世代だけでなく、仕事をしながら英語を学び直したい人にとって、自分の学習計画を考える材料になります。
本文
今号の見どころ
プレジデント2026年3月20日号の中心テーマは「英語はAIが9割」。2026年2月27日発売の本号は、A4変型判128ページ、定価920円(税込)。特集では、AIを英語学習に取り入れることで、従来の「単語帳を暗記する」「文法書を最初から勉強する」といった方法だけに頼らず、実際に使うための英語を効率よく身につける方法を取り上げています。
まず注目したいのが、川﨑あゆみ・谷口恵子による「脳科学的に最短・最速!『英語が苦手』が必ず直るAI活用ガイド」です。単語帳や文法書を目的化するのではなく、AIを利用しながら英語をインプットし、分からなかった部分を確認し、実際に使ってみるという発想が軸になっています。
続く白井恭弘の「世界一の学習アプリ『Duolingo』は、なぜ世界一なのか?」では、語学学習アプリの仕組みに注目。英語学習を続けるうえで重要になる「どうすれば学習を習慣化できるのか」という視点からも読める記事です。
さらに、古川昭夫の「人生が変わる『英語多読』レッスン」では、分からない単語をすべて辞書で調べるのではなく、やさしい英文を大量に読むという「英語多読」の考え方を紹介。英語学習で挫折を繰り返してきた人にとって、学習量と難易度のバランスを見直すきっかけになります。
特集・注目記事
AI活用だけが本号の魅力ではありません。
「英語の悩みが消える『ChatGPT仕事術大全』」では、山田優・藤森史恩が、英語力そのものを高めるだけでなく、AIを仕事上の英語コミュニケーションにどう組み込むかを解説。英語力ゼロからでも使えるメール作成、AIとの壁打ち、プロンプトの使い分けなど、実用面に踏み込んでいるのが特徴です。
会話編では、中山裕木子の「中学英語で9割伝わる『3語の魔法』」に注目。主語・動詞・目的語を中心に、複雑な表現を無理に覚えなくても意思を伝えるという考え方を扱っています。「英語を話すときに頭の中で日本語を英訳してしまう」という人にも、発想を変えるヒントになるでしょう。
三木雄信の「孫正義に学ぶ『カタカナ英語』7つの核心」もユニークです。発音を完璧にすることだけを目標にせず、相手に伝える内容そのものを重視する視点から、実践的な英語コミュニケーションを考えます。
発音については、英語発音コーチ・だいじろーによる記事も掲載。ChatGPTなどのAIが便利になった一方で、発音矯正には別のアプローチも必要という観点から、Google文書などを利用した確認方法が紹介されています。
そしてTOEIC編では、Haruの「働きながらTOEIC800点!超多忙でもやれる『逆算スコアメイク術』」を掲載。仕事と勉強を両立しながら目標スコアを設定するための考え方を取り上げています。
連載・インタビューなど
本号は英語特集だけで終わりません。通常のプレジデントらしいビジネス、社会、仕事、健康、読書の記事も収録されています。
「おはようございます、新社長」では、パーソル総合研究所社長・岩田亮が登場。「日本のはたらくを“整える”」というテーマを掲げています。「クエスチョンタイム」には原武史、「人間邂逅」にはJFEエンジニアリング社長の福田一美と東京都市大学名誉教授の長岡裕が登場します。
さらに、飯島勲「リーダーの掟」、野地秩嘉「トヨタ物語 未完と不屈のトヨタ生産方式」、大前研一の「日本のカラクリ」、西田亮介×安田洋祐の「日本ってどうなんですか会議」、橋下徹の「ビジネスリーダー問題解決ゼミナール」など、社会や経営を考える連載も並びます。
「なぜそれがやれたのか」ではコーナンの事例、「齋藤孝の『人生がうまくいく古典の名言』」ではアイデアに関するテーマを扱います。職場の心理学、根拠ある医療健康情報、本の時間、新刊書評、著者インタビューまで幅広く収録されているため、英語だけを目的にしない読者にも読み応えがあります。
特に英語特集の最後に掲載される「40代・50代からの『英語』逆転キャリア・ドキュメント」は、学び直しを考える人にとって印象的です。森英信さんはTOEIC465点から905点へ、櫻井篤さんは350点から855点へスコアを伸ばした事例として紹介されています。単なる勉強法だけではなく、英語を身につけることで仕事や人生にどのような変化を生み出せるのかを考える材料になります。
また、「見るだけで驚くほど頭に入る『英語ピクト図鑑』」では、LookとSeeの違いのような、混同しやすい英単語を視覚的に整理。文字だけで覚えるのが苦手な人にも取り組みやすい構成です。
まとめ
プレジデント2026年3月20日号は、「英語を頑張って勉強する」から「AIや身近なツールを使って、実際に英語を使う」へ発想を切り替えたい人に向いた一冊です。
AI活用、ChatGPT、英語多読、中学英語、カタカナ英語、発音、TOEIC、40代・50代の学び直しまで、英語学習の入口から仕事での実践まで幅広くカバーしています。
特に、英語学習を始めても続かなかった人、仕事で英語が必要になった人、ChatGPTを英語学習に活用したい人、TOEICのスコアを伸ばしたい社会人には、現在の学習法を見直すきっかけになるでしょう。
「何から始めればいいか分からない」という人ほど、AIに任せられる部分と、自分自身が身につけるべき部分を整理するために読んでみたい特集です。
英語スキルそのものだけでなく、「忙しい大人がどう学び直すか」という視点まで含まれている点が、本号の大きな読みどころです。

